正確には大阪のなんばOCAT発で新潟の直江津着の便、乗ってきました。
いや~久しぶりの高速バスでしたね。
なんばOCATは地下鉄のなんば駅から歩いていきました。
JR難波駅への看板?を頼りに地下を歩いて行きました。10分はかからないくらいですかね。
OCAT内にダイソーがあったので、空気で膨らませる首枕ないかなーと立ち寄りました。が400円くらいする首枕しか売ってなかったのでスルーしてバスターミナルがある2階へとエスカレーターで上がっていきました。
思ったよりスペース広くなかったですが、トイレやチケット売り場、お土産売り場、自販機などなどがあります。
普段ほとんどお土産など買って帰らないのですが、時間もあったので少し物色。初めて見ましたが美味しそうだったので「大阪の巻」というクリームロールらしきお土産を買っちゃいました。実際美味しかったし家でも大好評でした!
バスはけっこう前から停まっているものと勝手に思っていましたが、電車のように次々と到着しては出る~みたいなシステムのようでした。早く来たから早く乗り込めるというものではないみたいです。
ついに私の乗るバスが来ていざ乗車!
キャリーバッグはバス下部の例のスペースに入れてもらい、手荷物用のバッグだけ持って座席の方へ。飲み物など車内で必要なものは持っていくようにしましょう!
気になるバス内部はこんな感じ!
2億年ぶりに高速バスを使うあるぴよの初体験ポイント2つ!
1つ!隣席との間の壁!
いいですね~。たかが壁1枚ではありますが個室のような安心感があります。ひじ掛けオンリーだったら隣の人と血みどろの戦いが繰り広げられること必至…!分け合ったとしても知らん人と接触したくないですよね…ありがたいです。
2つ!座席上部のカバー!?
こういうものがあることは知っていたのですが初めてでした。座って頭上のカバーで覆ってみると思っていた以上に落ち着きます!落ち着きすぎてテンション爆上がりです!
他にもフットレストやコンセントなども各座席に完備。使いませんでしたが、座席上の荷物置きにブランケットらしきものもありました。
これなら予想以上に快適に過ごせるかなーなんて思いましたが、やはり全体的なスペースは狭かったです。あるぴよでそう感じるので、身長180cm以上とか体重70kg以上の方は中々に厳しい長さ・幅かもしれません。
「なんば」からの乗客は驚きの4人!…嘘やん
そんなに過疎っているものなのか…
「大阪梅田」からの乗客も数えるほどしかいませんでした。
次の京都に向かう時に事件は起こりました。
「トイレ行きたい」
あるぴよは頻尿のため、バス乗車前には一度トイレに行っています。短時間ではありますが梅田に着いた段階でも行っておくべきでした。
愚かにも当日夕方頃、友人と酒をそこそこ飲んでいたので、ただでさえ頻尿なのに酒の利尿作用によってそれがブーストされます。本当に愚かでした…これほど後悔するとは。
以下、やや閲覧注意。
大阪から京都までは大体1時間ほどですが、すでに20分経過くらいから相当やばい領域に入っていました。嘘だろ…膀胱のキャパ貧弱すぎるよ、人間の仕組みとしてどうなのそれ?正常なん?でもまだこれくらいなら耐えれるか大阪京都間を我慢できないってどんだけだよくっそ本当にお酒なんて飲まなければ良かった次バス使う時は絶対やめようバス使うかわからんけどとりあえず今の段階で隣に人いなくてよかったいたら「隣の人の挙動やば」って思われてるとこだったこれから7.8時間ご一緒するのにいや無事にその時間を迎えられるのか?いよいよ厳しくなってきた断続的に解放を求める波がやってくるけど次の波を果たして越えられるだろうか…越えねばなるまい無理なら死だ。一度解放されたら「ちょろっと」レベルでは収まらない全てを解き放つことになるだろう。それはどれだけ幸福な感覚であろうか?やばいやばい来た来た来た波が来たまっずいこれもはや痛い痛い破裂する無理かも、あ、エチケット袋…そこに…いやいやいやダメだダメだ音とかめっちゃするってでも自分と座席がびちゃびちゃになるよりいいかいや耐えろ耐えるんだ力を入れろ命を燃やせ…よし波を越えた…がまだ10分以上ある少なくともあと一度ラストウェーブがやってくる未曽有の大災害だ、耐えれるかわからない最早筋肉とか力とか我慢でなんとかできるレベルを超えている人間に抗えない事象だ残り時間も少ないし恥ではあるが忍んでトイレ寄ってもらうよう頼もう、動けるか自分?慎重に、よし動けるなゆっくりと前へ…すみません後ちょっとだとは思うんですけどトイレに寄ってもらえませんか?もうすぐ京都着くんで我慢してください、わかりました、慎重に席に、戻って…そのもうちょっとがやばいって言ってるだろうがちくしょおおおお!来る、最後の戦いが…残り5分ほどか?最後だ…これを耐えれば…振動はやめてくれストップ&ダッシュも、信号機空気読んでくれよ停まりすぎなんよ…あかんあかんダメだ無理かも腰を浮かせろ、フー…フー…フッ…クッ…フー!…フー!…力が…力が欲しい…神に反逆できる力を…私に…!うおおおおおおおおおおおおおおおおお!
結果
間に合いました
京都に着いたら慎重かつ迅速にバスを降り、乗務員さんに近くのトイレを聞きました。あの信号の向こうだと言われましたが、いやいやいや無理無理と思いやむなく眼前にあったなか卯に駆け込みトイレにイン。これほどの安堵を覚えたのは久しぶりでした。
あの苦しみを耐えることができたのなら今後何が起ころうとも耐え抜くことができる。それほどの苦難を乗り越えた自分を全力で褒めてあげました。トイレで。しかも自業自得ですが。
疲れすぎて記憶が曖昧な部分がありますが、確か0時を回ると消灯になったと思います。スマホも眩しいから一応使用禁止って言っていたような。夜型の方とかバスで寝れない人には厳しいですよね…まあやってる人もいると思いますが。あるぴよは最近朝方生活かつ先ほどの疲れもあったので普通に就寝しました。もちろん寝づらさはあるのでちゃんと眠れているのか眠れていないのかよくわからない状態でしたけどね。首枕は用意できなかったのですが、座席に付いている高さ調節可能な首支えが思ったより快適で頭は安定できていた気がします。
途中の休憩は3度。
- 滋賀の草津PA(23:00)
- 石川の尼御前SA(1:50)
- 新潟の名立谷浜SA(4:20)
同じ轍は踏まないように草津と尼御前の休憩時にはしっかり降りてトイレに行きました。窓側席なのに一々降車してすみません隣の方。ちなみに隣の方はやんちゃそうなおっさんで途中で「まだ着かねーのかよ」とか言うような少しやばそうな人でしたが、実害(騒音・匂い・領域侵犯など)はなく問題ありませんでした。大阪~京都間のあるぴよの方がよっぽどやばい奴でした。
そして目的地の新潟・直江津に予定通り5:00着。
夜行バスまとめ
久々の夜行バスでした!以下個人的な感想です。
- 大阪~新潟で考えると電車のような乗り換えの手間がないのはgood
- 5年10年前とかと比べると快適になっている
- 安い(今回繁忙期だが8100円)
- 4列シートだともれなく隣人ガチャ
- 「ゆったりシート」「3列」じゃないバスは180cm以上・70kg以上の人には狭い
- バスに乗る前にお酒は飲むな
ということで、最後の項目は自分にとって強く戒めとして覚えておきたいと思います。
雑記ですがバスご検討の方は何か情報となれば幸いです!
それでは良いバスの旅を~
次回 直江津駅より
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